SEのゲーミング部屋

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ショート講座 プログラムを作るうえで理解しよう その2

 

さて今回も始まりました。つたない文章で申し訳ないですがプログラムをこれから

始めよう、興味があるかた向けの講座です。

(先日講座が口座になってました…)

 

プログラムとうかコンピュータ業界はかなりの横文字や専門用語マニアがいます。

日本語で言えばいいのみカッコつけて横文字を使う意識高い系が多数います。

例えば「優先度が高い」って言えばいいのに「プライオリティが高い」って言ったり。

あまり無意味にコンピュータ用語を覚える必要はありませんが、必要最低限は覚えて

おいて損はありません。ググればいっぱい出てきますので暇なとき調べてみてください。

 

前置きが長くなりましたが、まずはプログラム作成で必ず出てくる用語です。

 

変数

 読んで字のごとくとは言えませんが、変わる値という意味です。

 必ずしも「数」ではないです。「文字」などもあります。

 この変数という箱にはある一定のルールを守ればどんなものでも入れれます。

 また、その箱の中身を入れ替えたり、加工する事も可能です。

 まあごく普通の箱です。

 

定数

 こちらは読んで字のごとく定められた値という意味です。

 この箱の中身はあらかじめ決まっています。その値を変更することはできません。

 ぱっと見使いどころがないように思われる箱です。

 

さて、この2つの「箱」ですが、使い方は大きく異なります。

変数の利用目的は大半が複数回使用するような計算式の答えになります。

「答え」にあたる値を毎回計算ていたら不要な処理が走り、メモリやCPUを無駄に

使用してしまいます。また、プログラムソースが見にくくなります。

ゆえに、一度取得した「答え」を保持するために使用します。

計算式で例えましたが、データベースから値を取得し、プログラム内でその値を

保持しておく場合にも使用します。

 

一方定数ですが、こちらは一度入れた内容を変更できないのでぱっと見つかい所が

なさそうですが、定数はプログラムの仕様を変更する際に役立ちます。

例えば3つの引き出しがある棚があり、1番目にみかん、2番目にリンゴ、3番目に

ぶどうを入れていたとします。

そして、それぞれの棚に果物の名札をつけておきます。

 

みかん=1

リンゴ=2

ぶどう=3

 

そのあと気分が変わって2番目のリンゴの引き出しと3番目のぶどうの引き出しを

入れ替えたとします。

引き出しの順番が変わっても引き出しには名札がついているのでリンゴがほしいと

思ったらすぐわかります。

定数とは値のそのものではなく値をわかりやすく表現し直した「名前」と憶えてください。

 

変数と定数の決定的な違いは箱の中身を重視するのが「変数」、箱の中身ではなく

「箱」に付けた呼び名を重視するのが「定数」です。

 

変数にも名前は付けますが、どの変数かを指定するためだけの名前です。

 

プログラムの世界ではあまり「文字」より「値」で管理されることが多いです。

例えば性別の「男」は「1」、「女」は「2」、その他は「3」と管理されたとします。

 

プログラム内で「男」だった場合の処理を書こうとした場合、以下のようだとすごく

わかりづらい構文になってしまいます。

 (性別には数値が入ると想定してください)

 

if 性別1 then

 男性+=1  (男性をカウントアップ)

elseif 性別 = 2 then

 女性+=1 (女性をカウントアップ)

end if

 

この赤文字の部分を定数に置き換えることで見やすい構文になります。

 

男=1

女=2

 

if 性別 then

 男性+=1  (男性をカウントアップ)

elseif 性別 = then

 女性+=1 (女性をカウントアップ)

end if

 

また、後で「女」を「1」「男」を「2」に変更したい場合に定数の値

を変更するだけですべて参照している部分が変更されます。

ここが定数の便利なところです。

 

この変数、定数を使いこなすことがプログラム作成の第一歩です。

あまり詰め込みすぎると頭がパンクすると思うので本日はここまで

 

 

本日も短い時間でしたがお付き合い頂いてありがとうございます。

今回も私の好きな曲を紹介してお別れです。

 

曲はBAND MAIDで「Sense」

Sense

Sense

  • provided courtesy of iTunes

 

sekskjp.hatenablog.com

 

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