レトロゲームレビュー PCエンジンmini その5 源平討魔伝
レトロゲームレビューの第5弾です。
今回は1980年後半は色物の名作ゲームを数々残した超有名メーカーナムコから
このタイトルを紹介します。
このゲームはナムコから1990年にアーケードからの移植で発売されました。
鎌倉時代の源平合戦をモチーフにしたそうですが、なぜこのような世界観のゲーム
になったのか不思議でなりません。そのぐらい独特な世界観です。
どう見てもジャパニーズホラーです。
当時ではめずらしく、「横スクロール」「ボス戦のビッグモード」「平面マップ」
の3つのモードがあり特にボス戦のビッグモードはとても迫力がありました。
「横スクロールモード」
「ボス戦 ビッグモード」
「平面マップ」
当時ゲーセンでプレイしていましたが、あまりにも瞬殺されてしまうので家庭用
ゲーム機に移植されてうれしい一品でした。
ただのアクションゲームと思いきや、剣をレベルアップさせたりアイテムを探したり
体力を増やしたりなど若干のRPG要素もあります。
マップも一方通行ではなく全国を散策出来るのでアトランティスの謎のような要素もあります。今は当たり前ですが、当時キャラクターがしゃべるというのはかなり珍しかったのではないかと思います。
個人的に義経の「殺してしんぜよう」が好きです
PCエンジン版も音楽に若干迫力はないですが、かなりの再現度です。
当時ファミコン版の発売に期待していたのですが、まさかのボードゲームで残念無念だったのでこのPCエンジン版の発売はうれしかったです。
余談ですが、1987年にコナミから発売された「月風魔伝」ですが、いい表現をすると
源平討魔伝をうまくオマージュしたよい作品です。
世界観や主人公は丸パクリ感がありますが、名作でした。
月風魔伝は最近リメイクも出ましたね。
浮世絵風でジャパニーズ感が出て海外に受けそうです。
Steamで販売されているので気になるかたはチェックしてください。
個人評価はこんな感じです
☆5つが最高点
グラフィック:☆☆☆☆
サウンド :☆☆☆
難易度 :☆☆☆☆
移植度 :☆☆☆☆☆
あとがき
私はPCエンジン派だったのですが、友達にメガドライブ派がいてよく競い合ってました
自分で所持していないのでそこまで思い入れはないですが、当時の記憶を懐かしむためにメガドライブminiも欲しくなってきました。
部屋のオブジェにもなるので今度こっそり買おうかな。